2023年に開業する北海道ボールパークには地域の防災拠点としての役割を果たすことも視野に入っているそうです。
北海道ボールパークは地域の防災拠点
日刊スポーツの記事によると、日ハムの新球場は、災害時には地域の拠点になることも考慮しているそうです。
新球場が画期的なのは、地域の防災拠点を目指している点だ。天然芝球場としては日本初となる開閉式屋根をつける。
「屋根を閉めれば約1万人の方が球場の中で過ごせるわけです。当然、水の備蓄や電気の余力はずっとは続かないですが、向こう3日間か1週間か、どのくらいの備蓄をすればいいのか、今まさにやっています」
避難場所としての機能を備えつける。水や食料の備蓄はもちろん、自家発電による電力提供も目指す。
「自家発電ができないと周りの方々に迷惑をかけてしまう。建物の耐震性も、ある程度ないといけない。国が指定する防災拠点に資する施設レベルを超えることを前提にやっています」
北広島市には、現在33箇所の避難所が指定されています。収容人数を見ると、ボールパーク建設予定地近くにある北広島高校には約20,000人、総合体育館には約10,000人となっています。
これに新球場の約10,000人を加えると約40,000人がこの周辺に避難できることになります。実際には、球場の敷地内のキャンプ場や宿泊施設も含むともっと多くの人の避難場所になると思います。
新球場が、エンタメのみならず、地域に広く深く根ざした施設になることを望みます。
避難場所(指定避難所・指定緊急避難場所・福祉避難所・避難所マップ) | 北海道北広島市